ぎっくり腰について
ぎっくり腰の原因について
まず、ぎっくり腰=ケガだとご理解下さい。
腰の深いところで起きた捻挫のようなものをイメージしてください。
筋肉や靱帯(じんたい)などの組織が痛んで腫れている状態です。
ぎっくり腰=ケガ、捻挫のようなもの
なぜ突然こんな痛みが起こるのでしょう?
当院にいらっしゃる、ぎっくり腰の方の半分くらいが原因不明のぎっくり腰です。
重いものも持ってないし、ギクッともなっていない方が半分以上です。
ぎっくり腰だからといってギクッとなるとは限りません。
ぎっくり腰 対策
1.まずは徹底的に冷やす
ケガですから自宅でのケアも大切です。足首の捻挫(ねんざ)を思い出してください。
はれあがって、熱をもちましたよね。
ぎっくり腰も同じではれて熱をもちます。必ず冷やしてください。
冷やすのにベストなのは氷嚢です。
氷水の入ったふくろをつくり、腰にあててください。
直接腰にあてずキッチンペーパ1枚、もしくはティッシュ4枚をひいて腰にあててください。洋服の上からでは冷えませんよ。
時間は10分冷やす→20分やすむ→また10分冷やす。これを3セットくり返してください。10分以上つづけて冷やすと低温やけどのリスクが発生しますので10分以内です。
仕事や家事で動くときは冷シップも手軽な方法です。痛いところに広くはってください。冷シップは商品にもよりますが3~4時間で効果が下がりはじめます。効果のないシップはただの布です。かえって保温してしまいます。まめにシップをかえるのも大切です。
2.温めない
温めると腰の炎症がすすみますから温めないでください。
お風呂はシャワーにします。
お酒も体があたたまり炎症がすすみますから控えてください。
痛みがひくまではお酒もお風呂も控えてください。
ぎっくり腰が治ったあとのお酒は格別ですよ。
3.骨盤ベルトで固定する
ぎっくり腰は骨盤を固定するのが有効です。
コルセットのように腰を固定するではなく、骨盤、つまりおへそから下を固定してください。
そのほうが動きやすいことが多いです。
骨盤ベルトをもってないなら、ズボンのベルトでも代用できます。
ぎっくり腰で歩けないあなたは重症目安
痛くて歩けないようなら重症目安です。
無理は禁物。
家で安静にして徹底的に冷やしてください。
無理して仕事にいったり、買い物にいったりすると悪化しかねません。
歩けるようになるまでは家で冷やすのがベストです。
多少動けるようになってから施術したほうが良いでしょう。
ぎっくり腰と整体
ぎっくり腰は長い期間腰や骨盤にゆがみがあり、それが限界をこえたときに突然痛くなることがほとんどです。
当院では腰や骨盤のゆがみを整えぎっくり腰が早く回復する状態に体を整えます。
ひねったりボキボキしない、ぎっくり腰専用の整体をいたします。魔法のようにケガを治すことはできませんが、ケガが早くよくなる体に整えます。
ぎっくり腰でおばあちゃんの様に腰が丸くなってしまった方がいらっしゃいますが、痛みは残りますが腰はまっすぐになります。その後の経過も早く回復します。
ご来院される際、骨盤ベルトがあればご持参下さい。固定の方法をご紹介します。
無ければ、販売もしております。
以上のことをふまえて、整体の施術間隔はつめた方が早く良くなることがわかっています。整体治療は週2~3回ペースがベストです。自宅のケアをしっかりしていただき4~5回くらいで良くなることがほとんどです。重症な人はもう少し回数がかかります。